【使用レビュー】ミルクカップフォーマー UCC / MCF30 でつくる泡を写真で比較、良い点・改善してほしい点などまとめ
ラテアートもできるミルクフォーマー「UCC / MCF30」を購入して使用しました。
実機の写真や使い方、MCF30で作ったミルクフォームの写真、使用した感想や改善してほしい点などを詳しくご紹介します。
実機紹介 UCC ミルクフォーマー MCF30
開封〜入っているもの
段ボール箱でしっかり梱包されて届きました。
この中に更に商品の箱が入っています。
上の画像は商品パッケージ(4面)です。
中の梱包は、強度の高い緩衝材でしっかり固定されていました。
入っているもの
- 取扱説明書
- 本体(ヒーター)
- 本体(カップ)
使用方法 UCC ミルクフォーマー MCF30
好みの量のミルクをカップに入れます。
上の画像のとおり、カップの内側に目盛りがあるので超えないようにします。
泡立ては70ml、ホットミルクは140mlまで。
上の画像の様にヒーターのカバーを開けます。
上の画像の様に、カップのカバーを開きます。
カバーを開いた状態で、カップをヒーターにセットします。上の画像はセットしたところです。
最初、カバーを開けないままセットしたところ、電源が入りませんでした。
カバーを開いてカップ底の金属部とヒーターの金属部が接することで、動作する仕組みになっています。
使わない時はカバーを閉めてセットしておけば、うっかりボタンを押して誤作動するということがなく安心です。
電源プラグをコンセントに差して、ヒーターの電源ボタンを押します。
メニューボタンを押します。
「泡立て」か「温め」のどちらかを選びます。
「泡立て」は1度押しでHOT、2度押しでCOLDが選べます。HOTはオレンジ色に、COLDは青色にボタンが光ります。
ボタンが消灯したら泡立て/温めの完了です。
カップの使い方
出来上がったらカップの蓋を外します。
他のカップにミルクを注ぐ場合は、注ぎ口がついたこの状態で使います。
注ぎ口は柔らかいシリコンでできていて、簡単に着脱できます。
カップをそのままコーヒーカップとして使う場合は、注ぎ口を外します。
上の画像は注ぎ口を外したカップです。
たっぷりめ(300ml)のマグカップとしてそのまま使用できます。
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UCC / MCF30 で作るミルクフォームの比較(牛乳、豆乳)
牛乳 HOT
きめ細かく、コーヒーと混ぜても長時間消えないしっかりとした泡が立ちました。クリームほどではありませんが、なめらかでとても美味しい!
ミルクは十分温まっていますが、熱すぎず飲みやすい温度です。
見てのとおりです。ふわふわで美味しくて感動!
お店で飲むカフェラテと変わらないか、UCC MCF30のミルクフォームの方がよりなめらかかもしれません。
牛乳 COLD
アイスコーヒーやアイスミルクティーに使える、冷たい牛乳を使ったミルクフォームです。
こちらもふわっふわできれいな泡が立ちました。
調整豆乳 HOT
そもそも豆乳は泡立つんだろうか?と思っていましたが、牛乳と遜色ないくらい、むしろ牛乳よりもしっかり泡立ちました。
こちらもきめ細かくふわふわ、コーヒーと混ぜても泡が消えずに長持ちしました。
豆乳をそのままコーヒーに混ぜるより、青臭さがやわらいで美味しいです。
調整豆乳 COLD
豆乳、しかも冷たい豆乳...泡立つんだろうかと思いましたが、こちらもしっかり泡立ちました。
なめらかでふわっふわの泡がたっぷりです。
アイスコーヒーに注ぎましたが泡は消えずにしっかり残っていました。
家で作ったとは思えないアイスコーヒーができて満足です。
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使用レビュー UCC ミルクフォーマー MCF30
UCC ミルクフォーマー MCF30 を購入した動機
家にいる時間が増え、お店に行かなくても美味しいカプチーノやカフェラテが飲みたい!と思ったのが購入した動機です。
調べてみると、加熱と泡立ての両方をしてくれるタイプのミルクフォーマーは便利ですが、ミルクを泡立てるために1万円前後かかるのは高いなあ...と思いました。場所もあまり取らず、価格がお手頃な「泡立てのみ」のミルクフォーマーにするか悩んでいました。
ところが楽天やAmazonなどの口コミを読むと、加熱と泡立てをするタイプは「ミルクが美味しくなる温度に温めてくれる」「泡がふわふわでお店で飲むカフェラテと変わらない」「生活の質が大幅にアップ。今年一番買って良かった」などなど買って良かったという意見が多々あり共感。
多少高くても、便利でお店レベルのミルクフォームが作れるならアリと思う様になり、購入することにしました。
UCC ミルクフォーマー MCF30 を使用した感想
購入してから、家で飲むドリンクの質が急上昇しました。
購入前、「お店で飲む様な美味しいミルクフォームが作れる」という口コミを読んでいたものの、実際に使ってみるまで半信半疑でしたが、想像していた以上にふわっふわでキメが細かいミルクフォームが作れました。
ラテアートができるくらいのしっかりした泡で、カフェラテを飲み終わるまで泡が消えずにカップに残っており大満足です。エスプレッソ専門店でカプチーノやカフェラテを飲んだ時の泡の感じと変わりません。
また、牛乳でも豆乳でも、温かくても冷たくても、上の画像でご紹介したとおりかなりしっかり泡立ちます。
エスプレッソマシンについている蒸気で泡立てるタイプは暑い季節には使わなくなってしまいますが、こちらは冷たいミルクフォームが作れるので一年を通して使えるのが良いと思いました。
UCC ミルクフォーマー MCF30 が他の機種より優れていると思うところ
加熱と泡立てができるミルクフォーマーは他メーカーの他機種もありますが、UCC/ MCF30 を選んだ理由と、実際に使ってみて他機種より優れていると思ったは以下の点です。
- カップが丸洗いできて手入れが楽、いつも清潔
- カップをそのままコーヒーカップとして使える
- シリコン注ぎ口の使い勝手の良さ
- これまで使ったミルクフォーマーと段違いの泡の細かさ・固さ
この機種を購入する一番の決め手になったのは、カップが丸洗いできることでした。
購入前に調べた他機種の口コミでは「洗う際に容器の底が濡れないように気をつかう」とあるものが殆どでした。水濡れすることで感電や故障の恐れがあるそうです。
デザインが一番気に入っていたnespressoのエアロチーノ4も底を濡らしてはいけないタイプだったため、迷った結果、丸洗いがOK(※)のMCF30を選びました。※ただし漬けおきや食洗機はNG
注文してからもエアロチーノ4のデザインの良さに少し未練がありましたが...実際に使ってみるとカップを丸洗いできるMCF30はとても楽で、こちらを選んで良かったと思いました。
牛乳の汚れは少しでも残ると匂いが強く不衛生になるのでしっかり洗いたいです。それに実際に洗ってみると、気を使っていても容器の底に水が垂れてしまうので、濡れてはいけないタイプの機種は自分はストレスを感じると思いました。
泡立てる容器をそのままコーヒーカップとして使えるのも、他機種にはないGOODな点です。
購入前はあまりこの点を重視してなかったのですが、実際に使ってみると「コーヒーカップに注ぐ一手間が減る」「洗い物がひとつ減る」などの便利さはもちろん、「たっぷり入る大きさや飲みやすい形」などコーヒーカップとしても気に入りました。
当初はいつものコーヒーカップにミルクを注ぐつもりでしたが、今はこのカップでばかり飲んでいます。
容器についているシリコンの注ぎ口も便利です。
注ぎ口がない他メーカー品では「カップに注ぐ際にこぼれてしまう」という口コミがあったので、注ぎ口があることを重視しました。
そして何より、家で作ったとは思えないキメ細かいふわっふわのミルクフォームが作れることです。
今までに自宅で作ってきたミルクフォーム(ボトルに入れて振る、泡立てのみのミルクフォーマー、ハンドブレンダーなど)とは全くクオリティーの違う泡ができました。
***2021年3月22日追記
ヒーター部分に牛乳が少しでも残ってしまっていると、加熱時に匂いや汚れが発生することがわかりました。
やはり加熱部を水で洗える機種にしたのは正解だったと思いました。
上の画像は最後まで迷った機種、nespresso エアロチーノ4です。(2021.3現在一時欠品中)
デザインはこちらが好きなのですが、「丸洗いできる」「容器がカップにもなる」などが決め手でMCF30を選びました。
UCC ミルクフォーマー MCF30 に改善してほしいところ
- 容量を増やしてほしい
- 追加の専用カップの価格を下げてほしい
MCF30で一度に作れるミルクフォームの量は、泡立てが70ml、ホットミルクが140mlです。
使用前は「足りないのでは?」と思いましたが、実際には1杯分にちょうど良い量でした。
2人分以上を作る時には、2回運転するか、「専用カップを追加で購入する」という方法もあり、個人的には専用カップを購入するのがベストだと思います。
専用カップが何個かあれば、各自がミルクフォームを作ってそのままコーヒーカップとして飲むことができるので、MCF30の利点が最大限に発揮できます。
ただ、本体の価格が8000〜9000円に対して、追加の専用カップが4400円なのはちょっと割高に感じてしまいます。
この機種の大きな魅力のひとつは加熱カップがコーヒーカップになることなので、追加のカップは複数購入しやすい価格にしてほしいです。
UCC ミルクフォーマー MCF30 はこんな人におすすめ
MCF30はこんな方に特におすすめします。
- 美味しいミルクフォームでカフェラテやカプチーノが飲みたい
- ラテアートに挑戦したい
- 温かいミルクフォームはもちろん、冷たいミルクフォームも作りたい
- 水濡れ故障を気にせずに容器をしっかり洗浄したい
- 1杯分を作りたい
- 容器をコーヒーカップにできる合理性や、手入れの簡単さに魅力を感じる
1杯分ずつ作りたい方には、容量・手入れの簡単さ・容器がカップになる利便性などベストなミルクフォーマーだと思います。
家族がいる方がMCF30のメリットを最大に活かすには、別売のカップを人数分用意するという方法があります。
人数分のカップがあれば、各自が自分のカップでミルクフォームを作ってコーヒーを注ぎ、そのまま飲むことができます。
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UCC ミルクフォーマー MCF30 商品仕様
UCC上島珈琲 ミルクカップフォーマー MCF30
ふわふわのきめが細かいミルクフォームがすぐに出来上がる!
・作ったミルクフォームの上から直接コーヒーを入れて、そのまま飲むことができるカップ
・ホットミルクフォーム、アイスミルクフォーム、ホットミルクの3種類が簡単にできる
・3Dラテアートも簡単に楽しめる
品番 | MCF30 |
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寸法cm | 幅 約15.8 x 奥行き 約13.2 x 高さ 約17.9 |
質量 | 約1.0kg(ベース+カップ) |
付属品 | 注ぎ口 |
JANコード | 4901201116131 |
電源 | 交流100V 50/60Hz共用 |
消費電力 | 480W |
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カップを追加する場合はこちら
家族分のカップがあると、各自ミルクフォームを作ってコーヒーを注げば、そのままコーヒーカップとして使うことができ便利です。
【公式ストア】UCC ミルクカップフォーマー MCF30専用カップ カラー4色
ミルクカップフォーマーに使用できる別売りカップ。
対応機種:MCF30
最大容量:泡立て(ミルクフォーム)/70ml、温め(ホットミルク)/140ml
寸法:W9.8×H10.0×D13.8cm
質量:約400g
エアロチーノ3も容器部分が丸洗いできます。(エアロチーノ4は丸洗いNG)
形状的に注ぎにくそうだと思ったのとアース線があることが理由で選びませんでしたが、泡立て130ml、ホットミルク250mlと容量が大きいところは魅力です。
NESPRESSO エアロチーノ3
手軽に美味しいラテ、カプチーノ等が楽しめるお洒落なアイテムです。とてもクリーミーなフォームミルクがホットでもアイスでも作れます。
■ お手入れも簡単!本体は防水加工されているので、水洗い可能。電源ベースには泡立て用と加熱用のリングが収納できます。
■ミルクの最大容量は、泡立てのときは130ml、加熱のときは250ml(直径9cm、高さ17cm)。ホットでもアイスでも簡単にミルクの泡ができます。ミルクの加熱機能もあります。コンセント式。※アース線を接続してご使用ください。
メリタのクレミオ2も人気商品で購入を迷いました。
注ぎ口がないことと、容器を丸洗いできないところが気になったので選びませんでしたが、泡立て150ml、ホットミルク250mlと容量が大きいところはやはり良いと思います。
メリタ ミルクフォーマー クレミオ2 MJ-201W
しっかり&なめらかなミルクフォームが作れます。3種類のミルクが自動で作れます。カプチーノだけでなく、ココアやほうじ茶ラテなども作れます。●しっかり&なめらかなミルクフォーム●ミルク本来のおいしさを損わず、おいしいミルクの温度に自動調整。●モード/ホットミルク泡立て・アイスミルク泡立て・ミルク温め(泡立て無し) ・ランプの色で直観的に操作