この記事の内容

記事の前半では、マキタのコードレス掃除機の全機種(44種類)の違いを比較してまとめました。
多くの機種の中から自分に合った機種を選ぶ最適な方法についても解説しています。

記事の後半では、シリーズの中でも吸引力に定評があるCL281FDを実際に使用したレビューを書いています。
「本当に吸引力は十分なのか?」「バッテリーの持ちは?」という本当のところや、不満や失敗した点についても詳しく書いています。
実製品の写真を多めに、実機の雰囲気やサイズ感が伝わる様にご紹介していきたいと思います。


なぜコードレス掃除機はマキタが人気?理由を調べてみた

マキタといえば電動工具の国内トップメーカー(2021年の世界シェアは5位)で、その主要製品は建設現場や製造現場で使われるプロ向けの工具です。ホームセンターの工具売り場に行くとプロ向けから一般向けまで、マキタ製品がたくさん置いてありますね。

コードレス掃除機の人気ランキングを見てみると、ダイソン(創業時は掃除機メーカー)やPanasonicや日立などの家電メーカーに混ざってマキタがランクインしており、工具メーカーなのになぜ?という印象を受けます。

そこで、なぜマキタの掃除機が大人気なのか、購入した方の口コミなどをもとに調べてみました。

理由1・吸引力

マキタのコードレス掃除機は元々は業務用として発売されたもので吸引力が高く、新幹線の清掃にも採用されているそうです。
終着駅に新幹線が着くと、次の発車までの短い間に清掃員の方が列車内の清掃をしなければいけないので、吸引力があり小回りのきくマキタの掃除機が選ばれています。
口コミを見ると、吸引力を期待して購入している方、吸引力に満足しているという方がとても多かったです。
マキタの掃除機に業務用工具と共通の高性能なバッテリが採用されていることも、強い吸引力の理由になっているようです。

理由2・軽さ、コンパクトさ

マキタのコードレス掃除機は、軽量タイプのCL070DS / CL070DZではなんと0.81kgと超軽量、40Vバッテリを載せたパワフルなCL001GRDW / CL001GRDCWでも1.6kgという軽さです。
長時間使っても疲れにくく力の弱い方でも持ち上げやすいため掃除がしやすいという感想を多く見かけました。
人気メーカーの製品と比較してもマキタの掃除機は軽さに定評があるようです。

理由3・コスパが良い

マキタの掃除機は同程度の吸引力・バッテリ性能の商品を比べたときに、人気メーカーに比べると価格が手頃です。
さらにバッテリはマキタの他製品と互換性があるため、電動ドライバーなど他の工具などと共有することでより経済的になります。
口コミには「コスパが良い」と書いている方が多かったです。
また、DIY用の工具とバッテリを兼用して使っているという方や、マキタ掃除機を購入したのをきっかけに他の工具もマキタで揃えているという方もいました。

理由4・シンプルなデザイン

マキタのコードレス掃除機はデザインや色がシンプルです。
そのため部屋になじみやすく、見えるところに出しておいても違和感や散らかった感じを与えません。
口コミではデザインが好きで購入しているという方も多く、インテリアにこだわる方やミニマリストの方からかなりの支持を受けているのがわかりました。



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私が最初にマキタのコードレス掃除機を知ったのは、整理収納コンサルタントの本多さおりさんの本だったと思います。
下の本の表紙で使用されている掃除機です。

本多さんがマキタ掃除機を使っているのを見て、「おしゃれだな〜」「フロアモップみたいに気軽に使えそう」と思いました。

コードレスなのに吸引力がありメイン掃除機として使えて、コンパクトで場所を取らず、シンプルなデザインで見える収納もOKなマキタの掃除機は整理収納アドバイザーの方に人気で、色々な雑誌や本でよく見かけますね。


家事がしやすい部屋づくり|本多さおり 著

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全機種・44種類比較|マキタコードレス掃除機

マキタの充電式クリーナーを購入する際に困ったのが、種類が多すぎてどれを選んでよいかわからないということでした。

メーカーHPでマキタのコードレス掃除機の現行機種を数えてみたところ、なんと44種類の製品がありました!
(色違いを含めるとさらに増えます)

そこで、現行のマキタ充電式クリーナー全機種の違いや性能をまとめてみました。
また、自分に合った上手な選び方についても解説します。



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搭載バッテリの性能と掃除機の性能は比例する

44種類もの機種があるマキタのコードレス掃除機ですが、まず最初に注目したいのは、搭載バッテリの種類です。

マキタコードレス掃除機のバッテリは大きく分けて7種類ありますが、バッテリの性能が掃除機の性能を決めているといっても過言ではないからです。

例えば、最上位バッテリ(40V-2.5Ah)を採用しているCL001GRDという機種では、最下位バッテリ(7.2V-1.0Ah)を採用しているCL070DSという機種と比べると、連続使用時間が最長で10倍(CL001GRD/エコモード80分、CL070DS/8分)、吸い込む力を表す「吸込仕事率」は8.92倍(CL001GRD/パワフルモード125、CL070DS/14)と圧倒的な性能の差があります。

マキタコードレス掃除機の上手な選び方

上記の通り、マキタコードレス掃除機の性能はバッテリごとに大きく異なります。
そこで、ここからはバッテリ性能7種類別にマキタのコードレス掃除機44種類を分類してご紹介していきたいと思います。

以下のバッテリ性能ごとのスペック比較表を見て、連続使用時間や吸込仕事率が使用目的に合っているものを見つけてください。

例えば使用目的が「自室の掃除のみ」「デスク周りの掃除のみ」だという方は、連続使用時間やパワーをそれほど重視されないかもしれません。反対に、「自宅のメイン掃除機として使用」する方や「カーペット敷きの部屋が多い」方はそれに見合った連続使用時間やパワーが必要になると思います。

目的に合った性能のバッテリが見つかったら、さらにその中から「紙パックかカプセルか」「充電器付属の有無」などの仕様を選んでいくと自分にとって最適な機種を見つけやすいと思います。



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全機種比較表&各シリーズ解説

40V-2.5Ahシリーズ(CL00)

マキタコードレス掃除機の中で最も高性能なバッテリを搭載した、40V-2.5Ahシリーズです。

ひとつ下位の18Vシリーズと比べると、最大吸引力は2倍、同等の吸引力で掃除したときの連続使用時間も約2倍と文句なしに優れており、予算が合えば最もおすすめできるシリーズです。使用している方の口コミを読むと、住宅のメイン掃除機として使用している方が多いようです。

難点はマキタの全機種の中では最も重量がある(1.6kgまたは1.7kg)点ですが、他の人気メーカーの上位機種に比べると軽量な印象です。
(ダイソンは最重量機種2.61kg、最軽量機種1.5kg、パナソニックは最重量機種2.7kg、最軽量機種0.75kg、)

また、カラーはホワイト(W)とオリーブ(O)の2色展開です。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 サイクロンアタッチメント 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
40V-2.5Ah パワフル:16
強:25
標準:40
エコ:80
パワフル:125
強: 70
標準: 45
エコ: 20
約28分 カプセル 4モード 1.6 なし CL001GRDW/O CL001GZW/O
あり CL001GRDCW/O CL001GZCW/O
紙パック 4モード 1.7 なし CL002GRDW/O CL002GZW/O
あり CL002GRDCW/O CL002GZCW/O

CL001GRDW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(バッテリ・充電器つき)

40Vmaxモデル、クラス最高の静音性&滑るような操作感、125Wのハイパワー。
カプセル式のモデルです。


CL002GRDW|マキタ充電式クリーナ【紙パック】(バッテリ・充電器つき)

40Vmaxモデル、クラス最高の静音性&滑るような操作感、125Wのハイパワー。
紙パック式のモデルです。

18V-3.0Ahシリーズ(CL28,CL18)

40Vの次に高性能な18Vのバッテリを搭載した18V-3.0Ahシリーズです。
パワフルで連続使用時間も長く、使用されている方のレビューを読むと住宅のメイン掃除機として使っているという方が多い機種です。

バッテリの高性能に加えて、CL280、CL281、CL282に限ってはブラシレスモータを採用しているため、さらに吸引力と連続使用時間が強化されている点がポイントです。

私が実際に購入したのはこのシリーズのCL281FDですが、吸引力・使用時間ともに住宅のメイン掃除機として問題のないパワーで満足しています。この記事の後半に実機写真多めで使用レビューを書きましたのでぜひそちらも参考にして下さい。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 サイクロンアタッチメント 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
18V-3.0Ah 20 45 約22分 カプセル 1モード 1.4 なし CL280FDRFW CL280FDZW
あり CL280FDFCW -
パワフル:15
強:20
標準:50

パワフル:60
強:42
標準:15
約22分 カプセル 3モード 1.4 なし CL281FDRFW CL281FDZW
あり CL281FDFCW -
紙パック 3モード 1.5 なし CL282FDRFW CL282FDZW
あり CL282FDFCW -
強 20
標準 40
強:37
標準:10
約22分 紙パック 2モード 1.5 - CL182FDRFW CL182FDZW
カプセル 2モード 1.4 CL181FDRFW CL181FDZW
20 37 約22分 カプセル 1モード 1.4 CL180FDRFW CL180FDZW

CL281FDRFW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

プロ仕様がさらに進化!圧倒的な吸引力と耐久性。
「カプセル式集じん」&「ワンタッチスイッチ」式


CL282FDRFW|マキタ 充電式クリーナー【紙パック】(充電器・バッテリつき)

プロ仕様がさらに進化!圧倒的な吸引力と耐久性。
「紙パック式集じん」&「ワンタッチスイッチ」式

14.4V-3.0Ahシリーズ(CL14)

14Vのバッテリを搭載したシリーズです。

価格帯はバッテリ付きで2万円前後、CL141およびCL142は連続使用時間が標準モードで40分と、住宅の掃除にも十分耐えうる使用時間です。標準モードで使用する時の吸引力も、ひとつ下位モデルの10.8Vシリーズと比較すると2倍になっています。
CL140は連続使用時間が20分と、使用時間的にちょっと物足りない印象を受けます。



バッテリ性能 連続使用時間 吸込み仕事率 フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
14.4V-3.0Ah 強 : 20
標準 : 40
強 : 29
標準 : 10
約22分 紙パック 2モード 1.4 CL142FDRFW CL142FDZW
カプセル 2モード 1.3 CL141FDRFW CL141FDZW
20 29 約22分 カプセル 1モード 1.3 CL140FDRFW CL140FDZW

CL142FDRFW|マキタ 充電式クリーナー【紙パック】(充電器・バッテリつき)

”ワンタッチスイッチ”で快適連続運転!
高い所や狭い隙間、階段でも体勢・持ち方自在。
14.4Vリチウムイオンクリーナに紙パック式登場!


CL141FDRFW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

”ワンタッチスイッチ”で快適連続運転!
高い所や狭い隙間、階段でも体勢・持ち方自在。

10.8V-4.0Ahシリーズ(CL108FDSM)

4.0Ahと大容量バッテリーを搭載しているため、10Vながら14.4Vシリーズに劣らないパワーと使用時間を発揮する10.8V-4.0Vシリーズです。

14.4Vシリーズと比較すると、性能がトントンにも関わらず軽量で、価格は10.8V-4.0Vシリーズがかなりお手頃なので、個人的にはこちらに軍配を上げます。
また10.8V-1.5Ahシリーズや10.8V-1.3Ahシリーズと比較すると、性能が圧倒的に高く価格は少し高いくらいなので個人的にはこちらがおすすめです。

難がある点はフル充電時間が60分と長めなところです。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
10.8V-4.0Ah パワフル:26
強:31
標準:65
パワフル:30
強:20
標準:5
約60分 カプセル 3モード 1.1 CL108FDSMW -

CL108FDSMW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

ゴミの捨てやすさと、快適連続運転を両立した新タイプ

10.8V-1.5Ahシリーズ(CL106、CL107、CL108FDSH)

価格.comの売れ筋ランキングなどでいつも上位になるCL107やCL108をラインナップしている10.8V-1.5Ahシリーズです。

吸引力や連続使用時間はマキタコードレス掃除機の中でちょうど中間くらいで、価格はバッテリ付きで1万5千円前後という手頃な価格の「ちょうどよい」機種です。フル充電時間が22分と短いのも良いですね。

個人的には、住宅のメイン掃除機として使うには連続使用時間や吸引力の点で物足りなさを感じます。
使用した方の口コミを読むと、「砂粒は吸込みにくい」など、少し重めのごみの吸込みには難があるようです。
「自室専用」や「ささっと使う用」などのサブ機としては満足度が高い機種に思えます。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量(kg) 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
10.8V-1.5Ah パワフル:10
強:12
標準:25
パワフル:30
強:20
標準:5
約22分 カプセル 3モード 1 CL108FDSHW CL108FDZW
パワフル:32
 強:20
標準:5
約22分 紙パック 3モード 1.1 CL107FDSHW CL107FDZW
16 19 約22分 カプセル 1モード 0.98 CL106FDSHW CL106FDZW

CL108FDSHW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

ゴミの捨てやすさと、快適連続運転を両立した新タイプ


CL108FDSHW|マキタ 充電式クリーナー【紙パック】(充電器・バッテリつき)

パワフルな吸引力と手軽さで、家中をキレイに。

10.8V-1.3Ahシリーズ(CL102,CL100)

マキタコードレス掃除機の中でも人気の高い10.8V-1.3Ahシリーズです。

性能的には、10.8V-1.5Ahシリーズと比較すると連続使用時間や吸込み仕事率がかなり落ちる印象です。
また、フル充電に約50分と10.8V-1.5Ahシリーズの2倍以上の時間がかかってしまう点は気になります。

バッテリ付きで1万円前後と価格が魅力的な機種なので、1Rや自室のみなど限られたスペースの掃除に使用する場合は満足度が高いかもしれません。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
10.8V-1.3Ah 強 : 13
標準 : 21
強 : 14
標準 : 5
約50分 紙パック 2モード 1 CL102DW CL102DZ
12 14 約50分 カプセル 1モード 0.88 CL100DW CL100DZ

CL102DW|マキタ 充電式クリーナー【紙パック】(充電器・バッテリつき)

手軽に使える「軽量タイプ」。
10.8Vリチウムイオンクリーナに紙パック式登場!


CL100DW|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

手軽に使える「軽量タイプ」。

7.2V-1.0Ahシリーズ(CL07)

マキタコードレス掃除機の中で最も弱いバッテリ(7.2V-1.0Ah)を搭載したシリーズです。

この機種の良いところは0.81kgまたは0.98kgと超軽量なところと手頃な価格です。
不満な点はやはり連続使用時間の短さと吸引力です。

デスク周りをさっと掃除するのに使いたい場合など、掃除する範囲がコンパクトな場合にはぴったりな機種かもしれません。



バッテリ性能 連続使用時間(分) 吸込み仕事率(W) フル充電時間 集じん方法 モード数 質量 機種名
充電器・バッテリつき 充電器・バッテリなし
7.2V-1.0Ah 強:8
標準:16
強 : 14
標準 : 5
約30分 紙パック 2モード 0.98 CL072DS CL072DZ
8 14 約30分 カプセル 1モード 0.81 CL070DS CL070DZ

CL072DS|マキタ 充電式クリーナー【紙パック】(充電器・バッテリつき)

手軽に使える「軽量タイプ』。
7.2Vリチウムイオンクリーナに紙パック式登場!


CL070DS|マキタ 充電式クリーナー【カプセル】(充電器・バッテリつき)

手軽に使える「軽量タイプ」



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機種選びのその他ポイントについて

●紙パック式かカプセル式か



紙パック式とカプセル式はどちらも良い点があるため、判断に迷う部分のひとつかと思います。
それぞれのメリット・デメリットをまとめました。



メリット デメリット
紙パック ・ゴミ捨て時にホコリが舞いにくい
・フィルターの手入れや交換不要
・ゴミ容量が小さい
・コストが掛かる
・ゴミが溜まると吸引力が落ちる
・ゴミが溜まると排気が汚れやすい
カプセル ・ゴミ容量が大きい
・コストがかからない
・こまめなゴミ捨てで吸引力を保てる
・こまめなゴミ捨てで排気がきれい
・ゴミ捨て時にホコリが舞いやすい
・フィルターの手入れや交換が必要

紙パックの良さはなんと言ってもゴミ捨てが簡単なところです。紙パック自体がフィルターの役割をするので、フィルターの手入れや交換が必要ないのも良いところです。
一方、カプセルに比べてゴミを溜めておく容量が少ないことや紙パックのコストがかかること、紙パックを捨てるまでゴミを溜めておくのでだんだん吸引力が落ちたり排気が汚れてくるのが不満な点です。

カプセルの良いところは、紙パックのコストがかからないところ、溜めておけるゴミの容量が大きいところと、毎回でもゴミを捨てられるので吸引力の低下や排気の汚れを防止できる点です。まめにゴミ捨てをする方にとっては良いところがたくさんです。
一方で、ゴミ捨て時にホコリが舞いやすかったり、細かいホコリが付着したフィルターの手入れが必要などのデメリットもあります。
特にホコリやダニによるアレルギーをお持ちの方は気をつけた方が良いかもしれません。



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●サイクロンアタッチメントは必要か


サイクロンアタッチメント


CL00とCL28の上位シリーズにはサイクロンアタッチメントつきの機種があります。
それ以外の機種でも、別売のサイクロンアタッチメントを購入して取り付けることが可能です。

このサイクロンアタッチメントを取り付けると吸い込んだゴミを遠心分離してサイクロンアタッチメントのカプセルに溜めてくれるため、紙パックの交換や本体のダストボックスのゴミ捨ての頻度が1/6程度に減るそうです。
また、紙パック式の場合ゴミがたまってくると吸引力が落ちるという問題がありますが、サイクロンアタッチメントは都度のゴミ捨てが可能なので吸引力低下を防ぐことができます。
カプセル式の場合は、本体ダストボックスのゴミ捨て時にホコリが舞いやすい問題がありますが、サイクロンアタッチメントは口が狭いのでゴミ捨て時にホコリが舞いにくいです。

実際に購入した方の口コミから、メリット・デメリットをまとめました。
全般的に評判が良く、購入して良かったと思っている方が多いようです。



メリット ・(都度ゴミを捨てられるので)吸引力を保てる
・(都度ゴミを捨てられるので)排気がきれい
・溜まったゴミの量が目に見える
・紙パック交換の回数が減った
・ダストボックスのゴミ捨て回数が減った
・ゴミ捨てが簡単でホコリが舞いにくい
・水洗いもできて清潔に保てる
・ゴミの容量アップ
デメリット ・重くなる(0.36kg)
・つけるとバランスが悪くなる
・かさばる
・差し込み方が甘いと外れる
・排気や吸引力への効果が特に感じられない、という方も


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●軽量さをどの程度重視するか

「軽量でコンパクト」なことはマキタコードレス掃除機の人気の理由のひとつですが、どの程度軽さを重視するかも機種選びで迷う点ではないでしょうか。

最も軽量な機種では0.81kg、最も重い機種は1.7kgと倍以上の違いがあります。

私は1.4kgとマキタの中では重めの機種を使っていますが、力のあまりない女性の自分でも重いと思ったことはなく、むしろかなり軽いと感じています。ちょっと高いところに持ち上げるのも苦ではありません。

マキタのコードレス掃除機は全体的に軽いので、特別な理由がない限りは、軽さよりも自分の用途に合った性能を優先して大丈夫だと個人的には考えています。



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●充電器の有無

「本体&充電器&バッテリ」がセットになった機種と「本体のみ」の機種があります。

既にマキタの他製品用に対応する充電器とバッテリを持っている場合は、本体のみの機種を購入すると経済的です。

充電器とバッテリを持っていない方はセットになっている機種を購入するのがおすすめです。
私が調べた限りでは、単独で本体とバッテリ&充電器をそれぞれ購入するよりかなりお得な価格でした。

また、楽天などで販売店が独自に掃除機本体とバッテリ&充電器をセットにして販売している場合がありますが、正規のセットよりバッテリや充電器のスペックが落ちる場合(旧機種をセットにしているなど)がありますので注意して下さい。
(私はこれによりスペックの低い充電器を購入してしまいました)

また、Amazonなどでマキタの充電器&バッテリを検索すると、見た目が純正品とそっくりな外国製の製品がたくさん表示されるので間違って購入しないよう気をつけましょう。



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実物写真と解説|マキタコードレス掃除機CL281FD

私が購入したCL281FDの実物写真をご紹介します。
また、使い勝手や良かったところ不満なところについてもコメントしていきます。

外箱と梱包状態


外箱(側面1)


外箱(側面2)


外箱(上面)


外箱(側面3)


開封したところ


入っているもの


梱包内容


CL281FDの同封内容は以下のとおりです。
CL281FDZとCL281FDRF、共通の内容です。

  • クリーナー本体
  • ノズル
  • ストレートパイプ
  • サッシノズル
  • ノズルホルダ
  • 高機能フィルタEX

さらに、CL281FDRFのみ以下の3つが付属しています。

  • バッテリ
  • 充電器
  • バッテリカバー

製品写真

全体


組み立てたところ。シンプルな色と形が部屋になじみやすい。


シンプルな色と形を期待して購入しましたが、部屋になじみやすく評判どおりです。

収納方法ですが、本体に吊るし用のストラップが付いているので吊るすもよし、掃除機スタンドを購入して立てるもよしです。
私は使わないときは直接壁に立てかけて置いています。

ノズル部分


標準ノズルの大きさ


ノズルの幅や高さは、掃除のパフォーマンスにかなり影響しますね。
私は、狭いところや低いところにも入る、幅狭で薄いノズルが好みです。

L281FDの標準ノズルの幅は、上の写真のとおり500mlペットボトルよりほんの少し小さいです。
測ってみたら約22.5cmでした。

以前使っていた他メーカーのコードレス掃除機より3cmほど幅が狭く、スツールの隙間や家具と家具の間など、ノズルを差し込める場所がかなり増えました。


5cmのテレビ台下には入らない


ノズルの高さは、物差しで測ったところ5cm強ありました。

一般的な掃除機と比べると薄めではあるのですが、この高さがちょうど微妙なラインで・・・。
テレビ台の下やソファの下、キャビネの下など、我が家の家具は高さが5cm前後のものが多く、明暗がわかれてしまいました。

上の写真の通り、テレビ台の下はノズルがぶつかってしまいNGです。


6cmのソファー下には入った


6cm弱の高さがあるソファの下はギリギリOK!

我が家ではギリギリNGな場所が結構あり、ノズルがあと1cm薄ければかなり掃除機をかけられる場所が増えるのに・・!と残念でした。NGな場所は今まで通りフロアワイパーで掃除することになりそうです。



ノズルとパイプの接続部分は動きが軽くて◎です。



倒したときにノズルが浮かないのも良いです。


ノズルの裏部分


ノズルの裏部分はこんな感じです。

汚れを掻き出す回転するブラシなどがついておらず超シンプルな構造。

ゴミや髪の毛がからまる部分がないので、ノズル裏のメンテナンスをする必要がなくて個人的にはとても気に入っています!
口コミを読んでも、このメンテナンスがいらないノズル裏が良いと言っている方を結構見かけました。


サッシノズル


サッシノズルは狭いところや溝のようなところを掃除するのに便利です。

上の写真のように、巾木の上に溜まったホコリを掃除するのにぴったりでした。
今までは、ブラシで払う→掃除機かフロアワイパーをかける、と2手間かけていたので楽になって嬉しいです。



ドアのサッシの溝にもぴったり。
かなり細めのノズルなので、今まで掃除できなかったところにも入ってくれました。



冷蔵庫と壁の間も掃除してみました。

運転中はLEDが点灯して、ノズルの先を照らしてくれます。
これが意外と便利で。
何かの隙間とか、昼間でも薄暗いところ(我が家の場合は階段など)に掃除機をかけることも多く、このライトのおかげで掃除しやすいと思うことが結構あります。

一つ不満なのはパイプの長さがもう少しあったら・・という点です。
冷蔵庫横を掃除する際、奥まで届きませんでした。



意外と便利なのが、ハンディクリーナーにもなるところです。
パイプはワンタッチで簡単に外せるので気軽にこの状態にできます。



PCや机周りをさっと掃除するのに便利です。



ホコリがたまりやすいテレビ周りにも使いやすく、以前と比べてこまめに掃除機をかけるようになりました。

操作部


操作部。電源とモード切替ボタンのみ。


操作部は超シンプルで、電源とモード切替ボタンのみです。
モードは「標準」「パワフル」「強」の3段階です。

ゴミの捨て方



L281FDは、本体の胴体部がダストカプセルになっています。

ゴミを捨てるときは、上の写真のように本体を軽くねじります。



するとこんなふうにダストカプセルが外れるので、そのまま溜まったホコリなどをゴミ箱などに捨てます。


この部分にゴミが溜まるので捨てます


上の写真の通り、カプセル部分は意外に容量があります。

また、シンプルな構造なのでゴミが部品に絡まったりすることがなく捨てやすいです。
以前使っていた別メーカーのカプセルは、部品に髪の毛やほこりが絡まってしまいとるのが大変だったので、私はCL281FDのつくりが気に入っています。

不満な点は、ダストカプセルの口が広く、蓋になるものがないので、外した時にホコリが飛びやすい点です。
L281FDに付属している高性能フィルターはかなり細かい微粒子を集めてくれるので、特にその微粒子が飛びやすいです。
私はダストカプセルを外すときはベランダで作業することにしています。

個人的にはこまめにゴミが捨てられて構造がシンプルなところがとても気に入っているので、ホコリが飛ぶ問題には目をつぶっていますが・・・。この機種の一番改良して欲しい点なのは間違いありません。部屋の中でゴミ捨てしてもホコリが舞わないような構造にしてほしいです。

もしホコリ飛びが気になる場合は、別売のサイクロンアタッチメントを取り付けると改善されるようです。
サイクロンアタッチメントに主なゴミが溜まるようになり、ダストボックスに比べて口が小さいのでホコリが飛びづらいそうです。


フィルタを外すときは、ねじる


フィルタにゴミの細かい粒子が付着している場合は、フィルタを外してゴミを払います。


こんな風にフィルタを取り外せる


普段のお手入れでは必要ありませんが、汚れたフィルタは水洗いできます。
1〜2ヶ月ごとに水で洗い流して乾かすのがおすすめだそうです。



交換用のフィルタ(別売)も一緒に購入したのですが、布(?)の丈夫そうな素材なうえに汚れても水洗いできるとのことなので、交換はかなり先になりそうです。

補足:CL281FDZとCL281FDZRFの違い


CL281FDZと充電器、バッテリ


CL281FDには2種類ある。何が違う?どれを選ぶ?

CL281FDには、CL281FDZCL281FDRFの2種類があり、違いは「バッテリ&充電器が付属しているか否か」です。



CL281FDZ バッテリ・充電器なし
CL281FDRF バッテリ・充電器つき

マキタのバッテリは他のマキタ製品と互換性があるため、既に持っているバッテリが購入する商品に合致していれば転用して使うことができます。そのため、同じ商品でバッテリ付きのものとバッテリが付いていないものが販売されています。



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失敗談|商品選択を誤り、高速充電非対応の充電器を購入してしまった

そのバッテリの件で、実は今回失敗をしてしまいました・・・。
これから購入する方のために私の失敗談を書いておきたいと思います。

私は楽天で、CL281FDZ(本体のみ)とバッテリ・充電器をセット売りしている商品を購入したのですが、届いてからよく見たら充電器の機種がDC18SDでした。

マキタの18V充電器には、DC18RF(高速充電対応)とDC18SD(高速充電非対応)があります。

もしCL281FDR(本体・バッテリ・充電器のセット)を購入していれば、付属してくる充電器はDC18RFという高速充電に対応している機種だったの​ですが、私が購入したCL281FDZ(本体のみ)とセット売りされていた充電器はDC18SDという高速充電ができない機種でした・・・。

掃除機のバッテリを充電するのには高速充電でなくても全く支障がないのですが、今後多目的に使うことを考えると高速充電ができるDC18RFが良かったな・・と思います。

ネットでCL281FDを検索すると色々な商品が出てきてどれを選んだら良いか迷ってしまうのですが、ぜひ充電器のスペックも確認してから購入してください。DC18RF(高速充電対応)が標準で付いてくるCL281FDRFを購入すれば間違いないですが。

また、Amazonなどでマキタ充電器を検索すると激安な非純正品(見た目は純正品にそっくり)がたくさん出てくるので、純正品と誤って購入しないようご注意ください。


誤って購入した充電器(DC18SD)とバッテリ


マキタコードレス掃除機CL281を使用した感想

良かった点

  • コスパ最高
  • 吸引力は期待以上
  • 連続使用時間が長い
  • デザインが良い
  • 排気がきれい、臭わない
  • フィルターが高性能
  • 薄暗いところを照らしてくれるLEDライトが便利
  • ゴミ捨てが簡単
  • ハンディクリーナーになる

改善してほしい、残念な点

  • 操作部周辺のゴム部分の劣化が心配
  • ゴミがすぐ溜まる
  • 高性能フィルターが微細なホコリを集めるのでゴミ捨て時にホコリが舞いやすい
  • ノズルをあと少し薄くしてほしい


・・・・・


マキタコードレス掃除機CL281はこんな方におすすめ!

  • メイン掃除機として使えるパワフルなコードレス掃除機を求めている方
  • 手入れが簡単な掃除機を求めている方
  • 排気がきれいな掃除機を求めている方
  • コンパクトで気軽に使える掃除機を求めている方

CL181FDRFW|マキタコードレス掃除機 カプセル式 18Vバッテリ充電器付

プロ仕様がさらに進化!圧倒的な吸引力と耐久性。
「カプセル式集じん」&「ワンタッチスイッチ」式

L281FD 製品特長(公式HPより)


「業界初」ブラシレスモータ採用

※国内電動工具メーカー製スティッククリーナにおいて。(2019年2月現在、当社調べ。)
60W(パワフルモード時)の吸込み仕事率で強力吸引!
軸受け部にボールベアリングを採用し、耐久性も当社従来機に比べ2倍以上。


低騒音&低振動

排気口の①穴あき吸音スポンジで騒音低減。
モータ部の②エラストマ一体モータケースで振動低減。長時間の清掃作業でも快適。


ワンタッチスイッチ

1ボタンで強▶パワフル▶標準モードを切替え。
連続作業に便利。


ゴミ捨て簡単カプセル集じん

カプセルをひねってはずすだけで簡単です。


「本体内部へのゴミ侵入を防止」
誤取付防止構造

カプセル内部にリブを設けフィルタをしっかり押さえながらカプセルを固定。


パイプロックボタン

パイプを確実に固定でき、取り外しもボタンを押すだけ。
パイプ先端も斜めカットされており、そのまま掃除可能。


その他特長

バッテリ切れお知らせ機能付、高輝度LEDライト
高機能フィルタEX付


L281FD 製品仕様(取扱説明書より)

本体



品名 CL281FD
電動機 ブラシレスモータ
バッテリ リチウムイオンバッテリ
BL1830B (容量3.0Ah)
電圧 直流18V
連続使用時間 パワフル:約15分
強:約20分
標準:約50分
集じん容量 750ml
本製品寸法 長さ503mm×幅113mm×高さ154mm
(ストレートパイプおよびノズル取り付け時の長さ1016mm)
質量 1.4kg(バッテリ装着時)

充電器

L281FDRFに付属している充電器の仕様です。



品名 DC18RF
入力電圧 単相交流100V
入力周波数 50/60Hz
入力容量 330W
バッテリ充電端子 出力電圧 直流14.4-18V
出力電流 直流12A
USB電源端子 出力電圧 直流5.0V
出力電流 直流2.1A
端子形状 USB A型

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