この記事の内容

電動エアダスター「XPOWER A-2」を購入したので、商品仕様・使い方やメリット&デメリット、他製品との比較などについて詳しくレビュー、実際に使った感想を口コミします。
実製品の写真を多めに、実機の雰囲気が伝わる様にご紹介していきたいと思います。


電動エアダスター XPOWER A-2を購入した目的

PCやカメラなどの手入れに欠かせないエアダスターですが、私は以前から下の写真のようなスプレー缶式エアダスターを使ってきました。

消耗品なので使えば使うほど費用がかさんでくるのと、使用後のスプレー缶がゴミになってしまうのが気になりつつも、精密機器周りの手入れには必需品のため、かれこれ20年ほどリピートしてきました。


どんどん溜まってしまうエアダスターの空き缶


缶式エアダスターのデメリット

缶式のエアダスターを長年リピート使用しつつも、これまで気になっていたデメリットは以下の2つです。

  • 使えば使うほど費用がかさむ(私が使っているものは1本400〜500円程度。年間費用は1万円前後)
  • 容器がゴミになってしまう、環境によくない

ところが最近、「電動エアダスター」という「使い捨てではない」エアダスターがあると知りました。

「これならゴミも出ないし、費用を気にせず思いきり使えて良いかも!」


と早速調べてみたところ、レビューなどでとても評判がよくコスパも良さそうな製品を見つけたので購入しました。
XPOWERA-2という電動エアダスターです。



・・・・・


電動エアダスター XPOWER A-2 商品紹介

XPOWER社の公式ページの情報などをもとに、電動エアダスターA-2の概要についてご説明します。


XPOWER A-2 電動エアダスター ブロワー

PCや精密機器を始め、車内やブラインドなどの掃除に利用できる電動エアダスター、ブロワーです。550W、90CFMのパワフルさで幅広い用途での活躍が期待できます。

XPOWER社について

XPOWER社は米国カルフォルニアにある電気機器メーカーで、主力商品は業務用の送風機やオゾン発生器、ペットサロン用の大型ドライヤーなどです。

業務用の送風機専門メーカーが製造するエアダスターなので、風力などの性能はもちろん商品の耐久性に関しても信頼できるのではという印象を持ちました。

XPOWER A-2の使い方


XPOWER A-2 商品写真


上の画像は電動エアダスターXPOWER A-2の商品写真です。
色は黒・緑・青の3色展開です。

使い方はとてもシンプルで、電源コードをコンセントに挿し電源スイッチを押すのみです。
風力は2段階調整が可能です。

本体に取り付けするノズルは9種類付属しており、用途に応じて付け替えます。

XPOWER A-2の使用例

XPOWER社の公式ページによると、電動エアダスターA-2はこんな用途に使えるそうです。

  • PCやカメラ、医療機器など精密機械のホコリ飛ばし
  • 車内のエアコンやブラインドなど手の届かない部分のホコリ飛ばし
  • 濡れたところや手の届かない場所を乾かす
  • エアベッドなどの空気入れ

○精密機器のホコリ飛ばし

私が電動エアダスターを購入した主目的は精密機器のホコリ飛ばしです。
精密機器のホコリ飛ばしにはピンポイントへの送風かつ十分な風力が必要ですが、XPOWER A-2の風量は90CFMと十分なパワーがあり、電子機器用の細いノズルやブラシが付属しています。

○車内やブラインドなどのホコリ飛ばし

電動エアダスターは缶式エアダスターと違いコストを気にしなくて良いので、車内のような広めのところでも思う存分使えて用途が広がりそうです。
精密機器用の細いノズルとは別に、普通掃除用の広めのノズルも付属しています。

○濡れたところや手の届かないところを乾かす

メーカーからは「濡れたところを乾かす」という用途も提案されています。もし日曜大工をされる方であれば、ペンキを乾かしたり木屑を飛ばしたりするのに便利そうです。
(ちなみに公式サイトでは犬を乾かしている写真が載っていたのですが、この製品は温風が出ないのでドライヤーと誤解されないよう注意です。)

○エアベッドなどの空気入れ

「空気入れ」としても使えるとのことで、空気入れ用のノズルが付属しています。
家庭用プールやエアベッドなどに空気を入れるのはなかなか大変な作業ですが、これは電動で空気を入れてくれるのでかなり楽になりそうです。「空気入れ」は意外な嬉しい機能です。

私はPCやカメラのホコリ飛ばしを目的で購入しましたが、缶式エアダスターと違いコストを気にしなくて良いので、車内のような広めのところでも思う存分使えて用途が広がりそうです。
精密機器用の細いノズルとは別に、普通掃除用の広めのノズルも付属しています。

メーカーからは「濡れたところを乾かす」という用途も提案されています。もし日曜大工をされる方であれば、ペンキを乾かしたり木屑を飛ばしたりするのに便利そうです。
(ちなみに公式サイトでは犬を乾かしている写真を見かけたのですが、この製品は温風が出ないのでドライヤーと誤解されないよう注意です。)

あとは「空気入れ」としても使えるとのことで、空気入れ用のノズルが付属しています。
家庭用プールやエアベッドなどに空気を入れるのはなかなか大変な作業ですが、これがあれば電動で空気を入れてくれるのでかなり楽になりそうです。「空気入れ」は意外な嬉しい機能です。

XPOWER A-2の特長

XPOWER社の公式ページに書いてある、電動エアダスターA-2の特長をまとめました。

  • マルチユース(9つのノズルを使い分けることであらゆる用途に対応できる)
  • 強力でエネルギー効率が良く軽量(500ワット、90 CFMエアフロー、重量1kg)
  • 耐久性と安全性
  • 便利な機能(2スピード制御、洗えるフィルター、3mコード)
  • お金と環境を節約(安価で無毒、ごみを排出しない)

XPOWER A-2の商品仕様

電動エアダスターXPOWER A-2の商品仕様は以下の表のとおりです。



ブランド XPOWER
製品型番 A-2
サイズ W17.2×D9.7×H18.3cm
重量 1kg
コード長さ 3m
定格消費電力 550W
風力調整 2段階
風量 90CFM
製造国 中国


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XPOWER A-2 商品写真|開封〜設置

ここからは実際に届いた商品の写真をご紹介していきます。
購入を検討されている方には、実機の雰囲気や質感を見ていただければと思います。


梱包状態:外箱がさらに段ボール箱に入った丁寧な梱包で到着


段ボール箱には商品の色を表すシール(下の画像)が貼ってあるので、注文した色と一致しているか確認をおすすめします。
(私は黒を注文しましたが、一度誤って青が届いてしまい返品しています。)


商品の色を表すシールが貼られているので要確認


外箱(表)


外箱(側面1)


外箱(裏)


外箱(側面2)


外箱(上)


箱を開けたところ


内容一覧


入っているものリスト

  • 本体
  • ノズル
  • 保存袋
  • 取り扱い説明書

不織布の収納バッグ


9種類のノズル紹介

電動エアダスターXPOWER A-2には9種類のノズルが付属しています。
本体にそれぞれのノズルを装着した写真、用途についてご紹介します。


付属アタッチメントの種類(取扱説明書より)


細部用ノズル(電子機器用)


延長パイプ(電子機器用)


細部用ブラシ(電子機器用)


標準ノズル(ホコリ取り用)


ホコリ用ブラシ(ホコリ取り用)


スキマノズル(ホコリ取り用)


エアーポンプ1(空気入れ)


エアーポンプ2(空気入れ)


エアーポンプ3(空気入れ)



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電動エアダスターXPOWER A-2を使用した感想

メリット

  • 風力が強い、パワフル
  • 送風時に凍結が起きないため精密機器にやさしい
  • 費用を気にせず使える
  • 電源コード式なので時間を気にせず使える
  • 空き容器のゴミが出ない
  • 掃除や空気入れなどの用途にも使えて便利

○風力、パワフルさ

私が一番重視していたのが風力でした。
XPOWER A-2は記載風量が90CFMとかなりパワフルだったので期待していましたが、実際に使ってみると期待した以上でした。

精密機器用の細いノズルをつけた時の風圧は、小さなホコリはもちろん、砂や小石も吹き飛ばせるほどです。
試しに630mlの飲料入りペットボトルを寝かせてXPOWER A-2でエアーを当てたところ、スーッと床を転がっていきました。
これだけの風圧があれば、ホコリが油などで多少粘着している場合でも吹き飛ばすことができるため大満足です。

○送風時に凍結が起きず精密機器にやさしい

電動エアダスターは送風時に凍結がなく、精密機器に悪影響を与えません。

スプレー缶のエアダスターは、送風時に液化ガスが気化することによる気化熱の影響で、缶の外部やエアーを当てたところが凍結することがあります。これは原理上仕方がないことなのですが、凍結によって精密機器の電子基板やカメラレンズに悪影響を与えてしまう心配がありました。

XPOWER A-2を最も細いノズルで最大風圧で使用した時の風を触ってみると、少し温いくらいの温度です。
スプレー缶エアダスターを精密機器に使うときは使用時間を短くしながら気をつけて使用していましたが、電動エアダスターはその心配なく使えます。

○使用コストがかからない

使用コストが電気代のみなので、気軽に好きなだけ使うことができます。
今まで缶式エアダスターを使っていなかった部分も電動エアダスターで掃除するようになりました。

○残電量の心配なし

購入するにあたって、コードレス式と迷ったものの、圧倒的な風量だったことからコード式のXPOWER A-2を選びました。
コード式なので残電量の心配なく長時間でも使用できます。
コードレスの場合つい充電を忘れてしまい、使いたいのにバッテリーを充電するために待つことがあるので、結果的に自分にはコード有りで良かったかもと思います。

○空き容器のゴミが出ない

スプレー缶のゴミが出なくなりました。

ホコリを飛ばすためにスプレー缶を使うことが環境に優しくない気がしていましたが、解決できました。
また、スプレー缶を捨てるタイミングをいつも逃してしまい、部屋に空容器が溜まってしまうのが嫌だったのですが、これも解決です。

○掃除や空気入れなどにも使えて便利

年に何度もありませんが、エアベッドやプールや浮き輪などの空気を入れるのに使えるのは意外な嬉しい機能でした。
車内の掃除やDIY時にも便利に使えそうです。

デメリット

  • 充電式の電動エアダスターに比べると重い
  • コンパクトさは電動エアダスターの中では中レベル
  • コンセントのないところでは使えない
  • デザインがスタイリッシュでない

○充電式に比べると重い

メーカーは「軽量」と書いており、製品重量は1kgなので片手で軽々持てる重さではありますが、コードレスの他製品は500g〜600g程度のものが主流なので、それに比べると重いです。

○コンパクトさは中レベル

メーカーは「コンパクト」と書いており、確かに「大きい」というわけではありませんが、コードレスの他製品と比較すると大きいです。

個人的な感想ですが、日本的なコンパクトというよりアメリカ的なコンパクトという感じです。

○コンセントのないところでは使えない

XPOWER A-2は、コンセントのないところでは使えません。
またコードは3mなので、広い範囲で使いたいときは延長コードが必要になります。

コードレス式にはパワーが弱いという弱点があるものの、コンセントがないところでも使えるのは便利ですね。

○デザインがスタイリッシュでない

デザインがオフィス風ではなくDIY風なので、デザインにスタイリッシュさがありません。
せめて白系の色があれば室内でも馴染みそうなのですが・・・。



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まとめ

今回、エアダスターを電動式に変えた結果メリットが多く満足しています。

もし風力が弱いと後悔したかもしれませんが、XPOWER A-2は風力もパワフルで、個人的には性能面の不満がありませんでした。
スプレー缶式エアダスターの欠点である凍結の心配がなくなったのも嬉しいです。

今後の改良に期待する点は、パワフルさを保ちつつ、よりコンパクトでスタイリッシュなデザインになるといいなと思います。
(せめて白系のカラーを発売してほしい)

電動エアダスターはとても便利なので、パワフルなものやコンパクトなものなど、ぜひ自分に合った製品を探してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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▼記事内でレビューした電動エアダスターXPOWER A-2はこちらです


XPOWER A-2 電動エアダスター ブロワー

PCや精密機器を始め、車内やブラインドなどの掃除に利用できる電動エアダスター、ブロワーです。550W、90CFMのパワフルさで幅広い用途での活躍が期待できます。

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