【話題の本を読んでみた】『うまくいっている人の考え方』ざっくりまとめと感想
うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)
ジェリー・ミンチントン (著), 弓場隆 (翻訳)
商品の説明
著者について
著者 ジェリー・ミンチントン
Jerry Minchinton
アメリカの著述家。多年にわたり経営者としてビジネスに携わるうちに「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」ということに気づき、
自尊心に関する研究をおこなう。著書は本書をはじめ『心の持ち方』『じょうぶな心のつくり方』など多くが日本でベストセラーになっている(いずれもディスカヴァー刊)。
弓場隆 (ゆみば・たかし)
翻訳家。自己啓発、心理学、医療・健康の分野に詳しい。主な訳書に『心の持ち方』『後悔しない生き方』(以上ディスカヴァー)
『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版)『一流の人に学ぶ自分の磨き方』(かんき出版)などがある。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
『うまくいっている人の考え方』『うまくいっている人の考え方 発展編』を1冊にまとめた完全版が携書で登場。なんにも心配ない!人生の達人になるためのヒント100。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ミンチントン,ジェリー
アメリカの著述家。多年にわたり経営者としてビジネスに携わるうちに「人が自尊心を高め、自らの価値を確信することが、人生における成功や幸福に直結する」ということに気づき、自尊心に関する研究をおこなう
弓場/隆
翻訳家。自己啓発、心理学、医療・健康の分野に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
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この本のテーマ・主題
自尊心について、また自尊心をどうやって高めるかについて。
ざっくり内容まとめ
第一部:自分を好きになる・自分に寛大になる
・自分を許す
・自分の長所に意識を向ける
・自分がイヤなことはやらない
・イヤなことを言う人を相手にしない
・他人を地位や財産で判断しない
・自分を貶(けな)さない、否定しない
・他人にどう思われているか心配しない
・自分を受け入れる
・自分がしたいことをする
・他人の思い通りにはならない
・他人の評価を気にしない
・不平や不満を言わない
・無理をして人に好かれようとしない
・自分を褒める
・自分で考えて自分で決める
・他人を変えようとしない
・余計な競争をしない
・自分最優先
・他人を無駄に持ち上げない
・自分の好きなように生きる
など
第二部:よりよい考え方を選ぶ
【視点の変え方について】
・自分を重要な存在だと考える
・感謝など素直に口にする
・いい人をやめて、断ることはきちんと断る
・情報を鵜呑みにしない
・前向きに考える
・自分の長所に目を向ける
・自分の個性を受け入れる
・心の持ち方を変える
・馬鹿にされても相手にしない
・心の中に静かな場所を見つける
・間違った信念は捨てる
・自分を悪い人間だと思わない
・被害者意識を持たない
・人生は不公平だと考えない
・一部の人に嫌われても気にしない
・お互いの違いを尊重しつつ、自分らしく生きる
・自分を飾らず、正直になる
・不幸な人間関係を避ける
・他人が自分を理解してくれると期待しない
・自分の価値観を大事に
・所有物で自分の価値を高めようとしない
など
第一部では自尊心を軸に自分についてフォーカス。
自己肯定とそのやり方を詳しく解説(方法や考え方など)。
第二部では、こちらも自尊心を軸に、考え方や物事の捉え方について。
考え方を変えることで自尊心を保つ、高める方法を詳しく解説。
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ざっくり感想
近年流行り(?)の『自尊心』をテーマにした本。
本書はロングセラーとなっているだけあって、自尊心の高め方について、つまり自分を大事にする方法や考え方についてわかりやすく解説しています。
一貫して自尊心の保ち方、高め方について解説。
自尊心、自己肯定感を高めることで自分を大事にし(尊重し)、よりよく生きることができる、という内容でした。
読んでいると同じような論旨と思える表現もいくつかありますが、結論としては『とにかく自分を大事にし、自己を尊重すると良い』ということ。
他人の意見を気にせず、自分を認め(ダメな部分も含めてありのまま)、他人に流されずに自分で考えて生きよう。
そうすることでより良い自分の人生を生きられる、ということですね。
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近年、自己肯定感をテーマにした本は多いですが、内容はどれも似たものが多い印象です。
上にも書いた↓これです。
> 他人の意見を気にせず、自分を認め(ダメな部分も含めてありのまま)、他人に流されずに自分で考えて生きよう。
自己肯定に関する書籍の増加と似たような内容(手法・考え方)が多いことを踏まえると、個人的には
・なぜ自己肯定できない人が増えているのか
・なぜ自分を大事にすることがそんなに難しいことなのか
・なぜ『他人に嫌われても構わない』がそんなに難しいことなのか
・『他人の意見を気にせず、他人に流されず』とは言ってもなかなか難しい
といったところにフォーカスしより具体的に解説した本があったら読んでみたいと思いました。
とくに、なぜ『他人に嫌われても構わない』がそんなに難しいことなのか、という点。
『嫌われる勇気』という本が大ヒットしていますが、『他人に嫌われても構わない』ことが普段の生き方の中でいかに難しいか、ということの裏返しでもあると思います。
ともあれ、本書は自尊心・自己肯定についてとてもわかりやすく、具体的に解説されており好印象でした。
わかりやすい=実践しやすい、ので普段から本書の内容について意識してみようと思います。
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うまくいっている人の考え方 完全版
18年間読まれつづけて累計100万部突破!
人生がうまくいっている人の特徴は「自尊心」が高いことだと著者はいう。
自尊心とは、自分を大切にしようとする心だ。
自尊心のある人は常に自信に満ちあふれ、失敗やまちがいを犯しても、
それを前向きにとらえて次のステップの土台にする心の余裕がある。
人生のほとんどすべての局面に自尊心は大きな影響を与えることになる。
本書で著者は自尊心を高める方法を100項目紹介している。
これを読めば、自信を身につけ、素晴らしい人間関係を築き、毎日が楽しく過ごせるはずだ。
どこから読んでもいい。そして、できることから実践しよう。
あなたはもう、うまくいっている!
嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】
世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。
本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。